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カゴメまろのケロケロ雑記

東方とポケモンと科学の雑談が多いブログ

東方鈴奈庵4巻みどころまとめ

おはよーございます!
8月10日に東方鈴奈庵の4巻が発売だったので、収録話の「煙草と狸と無銭飲食」「著者不明は容易く盗まれる」「狐狗狸さんは桜と共に散りぬ」「河童のグリモワール」を振り返って、簡単なあらすじと見所を紹介します。既読前提で書いてるのでネタバレしかありません。故に既に読んだか読むの諦めたひと以外読まないほうがいいですん。*1

以下ネタバレ注意

《全体的に》

  • 3巻まではあまり描かれなかった男性モブの頭がフサフサになっている*2
  • 「狐狗狸さんは桜と共に散りぬ」から服装が深秘録仕様になっている*3

《煙草と狸と無銭飲食》

あらすじ
  • 鈴奈庵を訪れていたマミゾウは小鈴から外の世界で「大蛇が人を丸呑みにした」という話を聞く。同じ頃、里で蛇の被害が深刻化しているということで早苗さんこと、東風谷早苗が博麗神社に呼ばれていた。蛇被害について守矢神社を疑う霊夢に対して早苗は被害を出しては信仰は集められないと霊夢を一蹴するが、蛇を無闇に殺さぬよう里で公演を行う。また、小鈴は同時期に里で多発する食い逃げ犯を目撃し、跡を追いかけるが行き止まりで消えてしまい見失ってしまう。だが食い逃げ犯の正体は外の世界で人を喰らい、妖怪化して幻想郷げやってきた元大蛇『蟒蛇(うわばみ)』だったのである。しかし、街でマミゾウとすれ違った際にその正体を看破されており、居酒屋で弱点の煙草のヤニで成敗されてしまうのであった。
みどころ
  • 冒頭のカラーページで三妖精が「茶」と書かれた髪をばらまいているコマがあるが、ルナチャだけ転んでいる
  • マミゾウさんが英語が読めないことが発覚
  • マミゾウさんが小鈴の妖魔本を読める能力に初めて気付く
  • マミゾウさんが大蛇と蛇被害の話を聞いただけで蟒蛇の幻想入りのことを予見しており、店内で蟒蛇の弱点である煙草を吸おうとする*4
  • 食い逃げの声を聞き、鈴奈庵の暖簾を構える姿がどうみても緋想天とかの小町f:id:super-maro-rpg:20150729131259j:plain
  • 描写はないが、小鈴がこの回で守矢印のお守りを入手しており、易者回として名高い「著者不明は容易く盗まれる」の終盤に焼却されている*5
  • 蟒蛇はその後マミゾウさんの子分として迎え入れられている可能性がある
  • 「お代は全て儂が持つじゃて……食い逃げなんかせんよ」と言っているマミゾウさんだが、過去に鈴奈庵の百鬼夜行絵巻最終補遺を葉っぱのお金でだまし取ろうとしている
  • 「きっと乞食が持っていっただけよ」が「きっと誰かが持っていっただけよ」に訂正されてる
  • 小鈴が蛇避けのお供え物としてナメクジの特大ぬいぐるみ通称「なめえもん」を作ってくるシーンがあるが、後編の扉絵で裁縫している様子が描かれている*6

《著者不明は容易く盗まれる》

あらすじ
  • 雪が積もり、お客さんは来なさそうだと踏んだ小鈴は読書を始める。そこ偶然手に取った本が易の本で、独自の手法や説がびっちり書き込まれていることに気付き、後日読み聞かせに集まった子供たちを占う。すると、それがよく当たると世間でも噂になり、いつの間にか小鈴が編み出したことになっていた。噂を聞きつけてやってきたマミゾウは易書が妖魔本でないことを理由に安全だと考えたが、実は里で異端者扱いされ破門された大易者の弟子が残したあの世とこの世を繋ぐ呪われた易書だった。その後、阿求は占術を小鈴が編み出したことになっていることを聞き、易書が罠だったことに気付き鈴奈庵へ向かう。鈴奈庵へは霊夢の勘で勘で霊夢魔理沙も来ており、彼女らがそこで見たものは嫉妬の心で復活した易者だった。易者は妖怪に管理された生活が惨めだと悟り、呪いの易書を使い妖怪になったのだが、「幻想郷では里の人間が妖怪になることが一番の大罪」という考えを持つ霊夢によって再び葬られた。
みどころ
  • 言わずと知れた(?)易者回で、ニコニコに易者の記事が出来ているのでその記事の方が詳しく載ってますww
  • 易書に魔理沙のミニ八卦炉と同じ落描きがされているページがある
  • 鈴奈庵の噂を聞いたマミゾウさんが鈴奈庵へ向かったあたり、マミゾウさんは鈴奈庵は監視してるというか、小鈴ちゃんを気遣っている様子が見て取れる
  • 易書を読んでいるマミゾウの背後に易者の姿が浮かぶ描写があったが、マミゾウは気付かなかった
  • 小鈴はびっくりすると気を失うことがよくあることが発覚
  • 稀に見る妖怪健闘回
  • 幻想郷に「里の人間が妖怪になることが一番の大罪」というルールがあることが判明*7
  • 「占術を通じて世界の外側を見たんだ。そうしたら急に妖怪に管理された人間生活が惨めに見えてな、人間を辞めようと思ったんだよ。」という台詞はあまりにも有名で、易者の代名詞ともなっている
  • 霊夢が易者を殺した事が前話でマミゾウさんが蟒蛇を温情で助けられた事や、同時期のゲーム「東方深秘録」で菫子が見逃された事とのギャップで多くの読者に凄まじい衝撃を与え、その結果第11回の人気投票で単行本化していない話にも関わらず易者が100位になっている*8
  • そもそも易者は自殺しているのに地獄へ落とされず蘇ることができたのは閻魔様に許されたからという説も存在しており、そこからも霊夢の非情さが窺い知れる
  • 霊夢のセリフ「勉強不足だったわね」は儚月抄の依姫も使った有名なセリフ「勉強不足ね」とちょっと似てる
  • 最後ページの上のコマで霊夢と阿求、小鈴と魔理沙が意味有り気に区切られてて、霊夢の監視対象である「一部の人間」魔理沙が含まれてる可能性を考えてしまう*9
  • そもそも本編で彼が「易者」と呼ばれたことはなく、人気投票でその名前が採用され定着しただけで、公式では「易書の妖怪」となっているf:id:super-maro-rpg:20150729131948j:plain
  • 単行本とは関係ないけど、コンプエースの「博麗神主のゲームが先かお酒が先か」のコーナーでは東方三月精の比良坂真琴先生が新年会に参加していたらしい*10

《狐狗狸さんは桜と共に散りぬ》

あらすじ
  • 稗田家のお花見に招待された小鈴は、阿求が長生きするために石長姫(いわながひめ)を祀っていることを知るが、死んでも転生できる阿求はあまり生への執着がなく*11、話を都市伝説に逸らす。都市伝説と聞いてこっくりさんの話を持ち出す小鈴だが、どうやら本当に降霊しているかもしれないという。家に帰った小鈴はお父さんが拾ってきた木簡の中にこっくりさんそっくりの板があることを思い出し、本*12の返却に来た魔理沙に誘われ香霖堂へ行く。そこでこーりんこと、森近霖之助の鑑定でウィジャボードという霊を降ろせる代物であることを知る。霖之助の説明を後半スルーして帰ってきた小鈴は、翌日魔理沙とともにウィジャボードを試してみるが、失敗。そこへ現れた本物の巫女である霊夢魔理沙を使って神霊を降ろし、小鈴が今年が豊作か質問し終わるのだった。
みどころ
  • 小鈴に友達が少ないことが発覚
  • P96で傘の位置が変わっている
  • 稗田家に石長姫の分霊がある事が判明
  • 人面犬や足売り婆は茨歌仙の話(だと思う)
  • 龍神像のある広場でこっくりさんをしてるモブ子供たちは、狐疑逡巡する貸本屋に出てくる子供たちと同一人物
  • P100「元々あれは舶来から来た占いの類」が「元々あれは舶来の占いの類」に変更されている
  • こーりんが持っていた亀の甲羅は恐らく東方香霖堂に出てきた「河童の五色甲羅」
  • 「ウィジャさん外人だし」が「ウィジャさん外国人だし」に訂正されている*13
  • 霊夢だけこっくりさん「狐狗狸さん」と表記されている為、もしかすると降霊降神術が本職の霊夢は狐狗狸さんを完璧に理解してるのかもしれない
  • 「オン ウィジャサン ウィジャサン シッチソワカ!」が腹筋にダメージを及ぼしてくる
  • 小鈴が土下座するコマで、地味に霊夢が椅子に座って足を組んでいる
  • 鈴奈庵に神霊がたくさんいる事が判明
  • 小鈴が本当にしたかった「私もあっち側に行けるのか」という低俗な質問が雑誌版ではアオリ文も相まって非常に意味深f:id:super-maro-rpg:20150427162355j:plain※画像の緑のタイトルは誤字です*14

《河童のグリモワール》

あらすじ
  • 魔理沙は小鈴から鈴奈庵が予約出版を行っていることを聞く。その後、霊夢から譲り受けた雑誌を売りに鈴奈庵を訪れようとしたマミゾウが目にしたのは人間に化けた河童だった。小鈴からそれを版木持ち込みの予約出版の客である事を聞き、霊夢たちに伝える。それを聞いた霊夢たちは(休業中の)鈴奈庵に押しかけ、製本作業中の小鈴から胡瓜に関する本であることを聞く。その頃マミゾウは、カッパの工場へ単独で乗り込み、にとりから河童がきゅうりの自家栽培と品種改良をしている事、鈴奈庵に依頼した理由が河童の人件費より安いという理由だったことを聞き、マミゾウは感心するのであった。
みどころ
  • ナレートのコマで3巻フィギュア付き限定版が登場
  • 新参妖怪の蟒蛇に「変化(へんげ)のレベルが低すぎる」と言うのはわかるが、河童のリーダー格であるにとりにも「他人の変装はすぐにわかる」と言っている為、マミゾウさんの化け術のレベルは相当なものであることが窺い知れる*15
  • 小鈴の能力でも鏡文字のような文字として認識できないものは手を翳しても読めないということが判明*16
  • 後編の扉絵に書かれた雑誌版でのアオリ文が芥川龍之介の『河童』の冒頭文「これは或精神病院の患者、――第二十三号が誰にでも喋る話である」のパロディになっている*17
  • 茨歌仙で響子ちゃんや小傘ちゃんと神社を訪ねてた時のマミゾウさんと比べると、鈴奈庵のマミゾウさんはすごく自然に神社に上がり込んでいることがわかる*18
  • 霊夢魔理沙が臨時休業の貼り紙を見ても気にせず鈴奈庵へ入り込む
  • 河童のビニールハウスにある「入るな殺す」って書かれた貼り紙が口調をコロコロ変える河童らしさを表しているように思える*19
  • にとりが「ひょんなことから外来本を手に入れた」と言っているが深秘録ストーリーでにとりは外の世界へ行っていない為、深秘録のストーリー外で外へ行った可能性や、外とパイプを持っているかのせいもある*20
  • にとりが鈴奈庵に依頼した「胡瓜遣(きゅうりづかい)」という本は鈴奈庵の蔵書にもあると言ってるにも関わらず、小鈴は最後までそれが妖魔本であることに気づいている描写がない
  • 集団行動に向かない河童が集団で胡瓜を栽培している
  • 製本を終えて転がる小鈴がどうみてもポケモンパンプジン

8月31日追記。

*1:この記事自体は発売前にコンプエースで読んだものを参考に書いてるので、高確率で発売後に追記します

*2:限定版3巻で友人にメンズヘアカタログをもらったらしい

*3:コンプエースのもえ先生のコメントより

*4:でも本にヤニがつくからと断られた

*5:焼却されるコマでは「守印」と誤植されている → 単行本では修正されてました

*6:但し、扉絵は神主の指定でないことが公言されているため、厳密には公式ではなくもえ先生の想像であり、屋根裏部屋で縫われていない可能性もある

*7:寺子屋の慧音先生の存在から易者が不遇視される大きな要因のひとつ

*8:俺も易者に投票したひとりですww

*9:小鈴が妖怪化した時に魔理沙は庇ってくれそうだけど、阿求は霊夢とグルで小鈴を殺しに来そうっていうかなんというか

*10:神主は「比良坂さんの話が実現するといいですね!」と意味深な発言をしており当時気になったが未だに何の事だか分からないでいる

*11:小鈴に「精々抗ってみせるわよ」と言ってるので本当はツンデレで小鈴のためになら生きたいと思ってるかもしれない

*12:「怪談食堂」という深秘録の都市伝説関連の本

*13:乞食と同様に差別的なのかな

*14:易者のように妖怪化の願望なのか、外の世界に行きたいってことなのか、弾幕ごっこしたい的な意味なのか謎は尽きない

*15:外の人間相手ではあるが、子分の狸も菫子を実際に幻想郷に連れて来れるオカルトボールに化けており、菫子にもバレていなかったので、化け狸は皆一様に化け術に秀でているのかもしれないが

*16:書いた本人の意思を読み取っているわけじゃないので、でたらめな暗号も恐らくは読めない

*17:f:id:super-maro-rpg:20150628013019j:plain

*18:鈴マミゾウと茨マミゾウは最早別人と言っても過言ではないレベル(あと個人的に心綺楼深秘録は鈴マミゾウさんっぽいと思う)

*19:にとりも茨では商売上手で大人びた印象なのに、鈴では満遍の笑顔を見せる子供じみた印象とこちらも別人レベル、(心綺楼深秘録は姿は鈴にとりだけど、台詞は地霊殿や茨歌仙、鈴奈庵が混ざったイメージ)

*20:f:id:super-maro-rpg:20150628013241j:plain